やまだノート

草野球さまに教わった頂いたアレコレ

KSNーL7S

最近草野球復帰した知人が10年〜前の湯もみ片付け久保田スラッガーKSN-L7Sがどーもシックリこない、弾く、捕れないと相談を受けまして

 

10年前と言えば本物の型付けとか

江○さんの直系の弟子とか…

流体○学が依頼して江○さんが手組し厳選した革で組んだ本物のグラブとか…

 

本物の湯もみ久保田スラッガーを使うと内野手は握り変えが速くなり守備位置が深くなり守備範囲が広がるとか…

それとも本物の上手な内野手にしか使いこなせない握らず当てて右手に渡す技術を持った者にしか使いこなせないグラブとか…

当時の僕には妄想が膨らむ上手くなる魔法の湯もみ型つけグラブ「久保田スラッガー

 

リアルファイトの技術が浸透する前はグレイシー柔術がプロレスラーを倒しまくってリアルファイト最強のような幻想を抱いた時は「喧嘩最強はグレイシー柔術」のような…

例えが下手すぎますが…

 

現代で思うことは

久保田スラッガーをつかっても…

グレイシー柔術をつかっても…

 

前置きが長くなりましたが(笑)

逆とじを順とじにしてみました。

 


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当時流行った油だしの捕球面

こんな顔つきのグラブを〜

 


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ちょっと深くなるのでアタッチグリスで捕球面の顔つきも変わるように塗っておきます。

 

 


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左がafter 右かBefore 

 

順とじにすると手口が狭くなるので手口も広げてあります。

 

比べると顔つき違いますね〜

どっちが良いとかは好みなので言えませんが順とじにしてポケットはハッキリしたので使い込んで行けば依頼主にはシックリくるんじゃないかな?と思います。

 

少し前にスポーツ屋さんが皮が高くなってボールもグラブもスパイクも値上げが止まらないと嘆いてましたが、今触ると依頼主の10年前〜のスラッガーの皮が抜群に良い皮使ってたなぁ〜とビックリしました。

 

依頼されたとき硬式用かな?と思うほどでした。

 

質感を表現できないのですがアップの写真で艶感を見てください。


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フラッシュも使ってない部屋の灯りでこの艶

 

当時は皮も良くて安くて、インターネットも普及し始め色んな情報に踊らされ… 

すべて含めて良い時代でしたねぇ…