やまだノート

草野球さまに教わった頂いたアレコレ

新井貴浩が二千本打者になれた理由~先輩捕手が見た「辛いさん」の軌跡

新井選手の話は学生野球をやっている選手や父母の方にも是非見て感じてもらいたいです。

 

新井貴浩が二千本打者になれた理由~先輩捕手が見た「辛いさん」の軌跡(現代ビジネス) https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181019-00057998-gendaibiz-bus_all

 

コネで入団したと言われてますが、新井選手にコネを使いたくなる人間性や素直さが新井選手にはあるのだと思います。

新井選手の両親の人柄や教育が素敵なのでしょう。 弟の良太選手もプロ野球選手ですから御両親の教育方針を知りたいですよね。

 

当時のカープには、新井の母校である駒沢大学OBの大下剛さんがヘッドコーチ、野村謙二郎さんが中心選手でいましたからね。この2人が、「ドラフト外でもいいですから、なんとか穫ったってください」って言えば、なんとかせざるを得ないでしょ。あの頃は結構あったんですよ、そういうことが。

 新井が入って来たとき、金本とか僕らがしょっちゅうからかってましたよ。「プロ野球界広しといえども、コネで入って来たのはおまえくらいや。完全に裏口入団や。契約金も逆におまえが払ったゆう噂やぞ」って。

 

プロ野球選手ですから、凄い意識の高い選手かと思ったら…

「若い頃は、ものすごく練習させられたけど、自分はなんとかうまくなりたいと進んで練習するタイプではなかったから、いつも嫌々やっていた。でも、嫌々でもあれだけの量の練習をやらされたことで、身についたものはたくさんあると、今になってつくづく思う。

大先輩たちに「やれー!」と言われて、毎日、泥々になってやっていたら、いつのまにか技術、体力が身についていた。だから、無理矢理にでもやらされる練習というのも大事なんじゃないですか」

 

今は根性論やキツイ練習を否定する傾向にある時代ですから、今の時代だったら2000本打ってないかも知れませんね。

 

頑丈さに恵まれ、入団した球団に恵まれ、チームメイトに恵まれて、名選手・新井貴浩は生まれたと、僕は思います。

 とはいえ、そんな幸運に恵まれたのも、彼が実直とも言える素直さをもっていたからです。嫌々ながらの猛練習に耐えたのも、金本、黒田はじめ先輩たちにかわいがられ、阪神や広島の後輩たちにあれだけいじられ愛されるっていうのも、彼の素直さがあってのことしょう。

 

出会う人達に可愛がられる人間性あっての名球会です。

 

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