足し算の野球が好き
振り回すな、転がせ、空振りするな
エラーするな、悪送球投げるな、四球は勿体ない、デットボールに当たりにいけ…
僕もこんな声を出してた時もありました。
チーム方針やスタイルもありますが、軟式野球で勝つにはこういう「つなぎ」の意識こそがチーム力だと思っていた時もありました。
あるチームで野球していた時に、相手より点数取らなきゃ勝てない。
エラーするなら、2点差3点差でリードして最終回を迎えよう。
そんなスタイルの監督さんに巡り合ってから野球が楽しくなりましたし、とにかくヒット打つことに拘って練習しました。
今れまで試合後のミーティングと言えば
「四球を出すと負ける」「ミスすると負ける」「エラーが」「元気がないから」と負ける理由や誰かのミスの話ばかりになるミーティングばかり…
足し算の野球をしようと心がけるミーティングでは
「ファーストストライクが打てなかった」
「あそこで長打打つつもりで打席はいったか?」「ツーアウトランナー無しでどんな意識で打席に立ったのか?」「指示や確認があったのか?」と言った、次の試合への具体的なミーティングができるようになりました。
僕がただイケイケの野球が好きと思われがちですが、本当は負けた試合後のミーティングが前向きな話し合いができるから「足し算の野球」が大好きなんです。
柳田悠岐・フルスイングの知られざる原点…少年時代の「大人が可能性を狭めない」指導にあり(REAL SPORTS) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200614-00010000-realspo-base
その理由の一端を、本人の口から聞くことができた。
「小学校のころはとにかく野球が楽しかった思い出しかないです。怒られた記憶もほとんどない。だから、野球をやめようと思ったことも一度もないですね。今思えば、あのころに『野球にハマれた』ことが一番大きかったんじゃないかな。中学、高校と野球を続ける中で、やめたいと思うことは何度もありましたけど、そこで踏ん張れたのは小学校時代の楽しかった思い出があったからかもしれないです」
選手の可能性は無限大なので是非少年野球も足し算の野球をオススメします。