やまだノート

草野球さまに教わった頂いたアレコレ

やまだの肩痛との付き合い方

軟式野球をやってきてボールを投げれなくなる選手をたくさん見てきました

 

もちろん僕も投げれません (てへw)

 

33歳位までは肩が痛くなるとか、投げれなくなるなんて想像もできませんでした。

僕は草野球レベルでは肩の良い部類の方でした。(町内レベルですよ)

 

 

僕が投げれなくなった原因は・・・・

 

隣町の企業チームと練習試合を組んだら、ウチのピッチャーが当日ドタキャン

 

仕方なく投手としての練習と準備をして来なかった監督の僕が投げまして

連盟の審判員の方に裁いてもらったのですが、投球についてやたら注意、警告が多い。

 

その頃はまだ1,3塁の偽投もよかったので、3塁偽投から1塁へ牽制すると「遅延行為」警告と言われ (流行ってたのですかね?)

 

何となく投げにくかったので、サイドスローで投げたり、スリークオーターで投げてたらそれもイニング間に「あんたの地域じゃそんな野球やってるのか?」っと言われ、今より若かったやまだは、投手としても人間としても未熟でイライラ・カリカリしてしまい

 

「うるさいから三振とって、黙らせよう。」っと考え、力んで投げて試合を終えたのですが、その日から肩に炎症のような違和感があったので、その日からノースローで調整していたのです。(ノースロー=何もしてないだけ)

 

肩の違和感がありながらもシーズンも終わり、来年までに肩を休ませようとおもっていたのです。

来期に備え寒い日にバッティングセンターで打ち込んでいたら、フォロースルー時に右肩からブチっと音が鳴り・・・その時は痛みも無く嫌な予感はしましたが、バットを振るには問題なかったので来期までほったらかしにしてました。

 

ボールを投げようとリリースの瞬間激痛が走り、塁間も届かない程投げれなくなりました。

 

それから肩痛の本も買ったし、ネットでも調べたし、手術以外の書いてある事は試しました。

インナーマッスルを鍛える(チューブ、軽いダンベル、ウチワで仰ぐ) 肩甲骨のストレッチ、ランニング、グルグル回る腕立て伏せスタンド、肩周りを鍛える、低周波治療器購入、左投げチャレンジ、ボディブレード購入 

 

整体院や病院も何軒もいって、MRIも3枚くらいとって(3万円くらい掛かった)

病院や整体の先生たちは、柔軟とインナー鍛えて治しましょうっと言うので通いましたが家でも出来るようなトレーニングやストレッチをするので通わなくなる。

 

2年くらいはインナーマッスル低周波は常にした結果・・・・

 

 

 

1ミリも良くなりませんでした。

 

 

もう投げるのを諦めてファースト専念だな・・・と諦めていたのですが

我がチームのファーストしか守れない選手の多い事ww

その選手の出場機会を奪うわけにもいかないので。。。

 

 

知り合いの硬式社会人野球の監督さんに肩痛を相談したら・・・

「良い病院紹介状書こうか?」っと言ってくれましたが

仕事もあるし遊びの草野球で手術はできないっと言ったら

「ウチの選手は投げさせるよ、投げてるうちに投げれるようになるね」っと言ってまして

 

やまだは痛くて投げれないのに?投げる治し方までグイグイ聞けず・・・

 

 

 

今度は知り合いのお医者さんに会う機会があり相談したら

 

「患者さんに言えないけど、どうせ癒着してんだから思い切り投げて癒着を剥がさないとダメだよ」

「こんな荒治療みたいな事病院じゃ言えないけどなw」

「肩と股関節は球関節で、骨と骨のクリアランス(隙間)が無いと当たって痛いんだよ」

「肩に損傷や傷が出来ると、人間の治癒能力が働いてその傷を治そうとするのと同時にクリアランスを狭くしてぶつかって痛いんだとおもうよ」

「40肩50肩も骨膜とかが老化するのを治癒能力で隙間も塞いじゃって、ぶつかって痛いのと一緒じゃないの?」

 

 

っとヒントを頂いたので、どうせ投げれないのでダメ元での癒着剥がし開始しました。

 

激痛で今でも忘れません1月3日に開始しました

① 投げ始めは痛いけど、思い切りしばらく投げていくと癒着が剥がれて?投げれるようになる。(最初は一球投げるごとにうずくまるほど痛かったw、投げ終わった後は血行障害のような感覚になった)

② 次の日からは炎症が始まるので、炎症を治さめながら肩の隙間を維持しながら炎症を治めていく(5メートルを軽~~く投げたり、大きくシャドウピッチング、※アイロン体操)

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アイロンじゃなくてもペットボトルでもダンベルでもポットでも何でも良いです。

 

あとは暇さえあればチューブトレとアイロン体操と肩を回すことばかりしてました。

 

5月頃の県大会でピッチャーが大炎上でコールド負けになる最終イニングを投げさせてもらいましたが、18,44は球速は無痛の頃の70~80パーセントの球速でなら投げれる事が出来て三者凡退で投げ終えました。

投げた後は最高に気分がよくて今でも忘れません。

 

無痛の頃のように、遠投やキャッチャーから矢の様な送球や外野からのバックホームですばらしい球筋のボールは投げれませんが、内野手でのダイヤモンド内の送球なら問題なくプレイできるようになりました。

 

面白いことに無痛の頃よりも投手での成績はグンっと上がりました。

コントロールは良くなり、変化球の精度も上がり、下半身主導で投げるコツも見えてきて、スピード以外は全て良くなったような気がします。

これは内野でのフィールディングにも同じ効果で足を使って守るようになり悪送球が無くなり捕り方もリズム重視するようになっていきました。

 

 

そして2012のサンスポ野球大会の地区決定戦の競った場面でのバックホーム送球で二度目の肩損傷してしまい、また投げれない今日に至ってるわけです。

 

このやまだ式荒治療はリハビリ期間を要するのでシーズンオフにや試合間隔が4~5ヶ月空いたときにやるのが良いと思ってまして投げれないまま3年過ごしましたが先日の12月21日に荒治療①をやったので少しは良くなって来期に期待したいです。

 

 

肩が元気な選手は痛くなる前にケアして肩を使ってください、投げれない草野球はつまらないですから、また投げれない選手はなんとか投げれる工夫をして楽しんでほしいですね。

 

 

※ やまだ式治療法を真似して肩痛悪化しても責任は負いかねます。