やまだノート

草野球さまに教わった頂いたアレコレ

打撃の難しさ

日曜日の試合のお話です。

 

 

前腕の張りも無くなりコンディションは悪くなかったのですが、マネージャーが体調不良で欠席でオーダー表を書いたり、ヘルメット並べたり、ボールの確認やらでトスバッティングとキャッチボールも出来ないまま試合に入りました。

 

 

バッティングセンターへ一緒に行ったチームメイトはバッティングセンターで絶好調だったので安心していつもの1番起用で使って、私は不調なので下位を打ちたいのですがメンバー的にも5番と言う打順で試合に入りました。

 

 

先頭の絶好調君が1打席目、軟式のよくある内野フライ、ベンチから見ていても明らかにバットが遠回りしている、2打席目もギャン詰まりの内野フライ。 

 

試合当日まで本人は「打てる気しかしてない」と豪語してましたが、1打席目のスイングで本人も絶好調のスイングが出来てないのを自覚したけど試合中に直し方が分からない。

 

構えも、トップの位置も、スタンスも、始動のタイミングも別に悪くない。

振りはじめるとバットが出てこない、ベンチから見てる皆が見ても分かる状態。

 

見えないところが練習と変わってしまっているから治しようが無いのが打撃の難しいところ。

 

 

打撃のアドバイスなんか「開いてる、ヘッドが下がってる、軸足に体重が乗ってない、つっこんでる、肩が入りすぎてる」 見えるところは他人が見ても分かるけど、打撃は見えないところが悪さしてるから悩むのである。

 

こっちがベストスイングをしても相手ピッチャーの力量が上だったら打てないし難しいものである。

 

 

さて不調の自覚のある私は、トスバッティングもしてないので芯に当てることだけを考えて、もう開き直るしかないので、「シックリくる構え」を探し、膝を軽く曲げて、脇を軽く閉めて、違和感の無い場所でバットを構えて打席に入りました。

 

 

あら不思議、バットがスムーズに出てインパクトの感覚にズレが無い。

ボールも見えるし、ストライクからボールゾーンに行く球なんか、ビクともしない感覚。

 

こんな見逃しが出来るときは絶好調、3打席で3四球で打てる球をファールにしてしまったのですが3打席余裕がもてる打席でした。

 

シックリくる構えってのも大事な感覚だな~と実感しました。

 

 

最終回2アウトランナー三塁で絶好調くんに回りやっぱりギャン詰まりのカッスカスのサードゴロ⇒一塁ヘッドスライディングセーフの内野安打の1点で勝ちました。

 

シックリきても四球じゃ点が入らないし、バットが出なくてもがいてカスカス内野安打が決勝点になったり野球は難しくも面白くもあります。