やまだノート

草野球さまに教わった頂いたアレコレ

当たり前の設定

公園で息子とキャッチボールをしたときに、僕達と同じように親子がキャッチボールしてました。

小学5年生〜かな?お父さんはジャージを着て片手にバット片手にグラブをはめてノックしてました。

息子さんは野球始めたばかりなのか?

スローイングも捕球もスイングもまだぎこちない感じでした。

フライの練習をしていると捕球出来ない息子さんにお父さんのフラストレーションが溜まり

大きな声で「もう帰るか!?」「ヤル気あるのか?!」と…

 

少年野球の指導でもこんな光景よく見ます。

「その選手なら出来る練習」と「出来なくて当たり前」の練習の使い分けをすれば指導者もフラストレーションを溜めずにお互い良いコミュニケーションで練習出来るのではないかな?と思います。

 

怒鳴る指導者を見ていると、皆出来るから出来て当たり前と考えて選手が出来ないと怒鳴るんじゃないかな?と… 

 

当たり前の設定を変えて「平均的に出来て当たり前」の設定では無くて

 

「簡単で出来て当たり前」と「難しくて出来なくて当たり前」の2種類の練習をして、親子の関係や指導者と選手の関係も良いものになるんじゃないかな?と思います。

 

例えば反復練習で完璧に「出来て当たり前」の練習


[https://www.instagram.com/p/BsTA3tBgvOY/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=r7wsl2t5b5q5:

 

初心者でも数をこなせてボール感覚を研ぎ澄ます練習になり、指導者も声を荒げる必要は減るんじゃないかな?

 

 

 

自分の限界値を上げるボックスジャンプ「出来なくて当たり前」の練習

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Joey Erace on Instagram: “Joey tried to land the 36” box jump for an hour straight. 100 jumps later he still didn’t get it but he wasn’t giving up. Ended up not…”

 

一回出来たら「よくやった!スゴイ!」まだまだ行ける!と褒める事ができると思います。

ボールを使って難易度の高い練習もいくらでもアイデアが湧くと思いますのでやってみては?

 

 

どうしても平均値を上げる練習だとミスに寛大になれなくなってしまいがちですが、難易度を下げて完璧に出来るようになる練習と高難易度の一回出来れば褒めれる練習をしていけば指導者も選手も気持ちよく野球出来るんじゃ無いかな?と思います。

 

色んな人がチームに居ますので怒鳴らず一つにするには色んな要素が必要で特効薬はありませんが、野球好きな人が増えますように願ってます。