未来の為に理不尽と向き合う
週末の少年野球もありがとうございました。
コロナで練習不足の中、公式戦の日程も迫ってきて6年生のお父さんコーチもなんとか好成績を収めようと必死にやって頂いてます。
練習メニューと言えば
平日の夜練習=ケースノック
土日の一日練習=ランナー付けてケースノック
ずーっとケースノックだけです。
昨日は熱中症で早退する選手も出たりで頑張っております。
試合を成立させるには効果的な練習なのかもしれませんが、ワンプレイ毎に守備もランナーも待ってる選手も注意と指導を受けてコーチも選手も大変なのにそれを土日の2日間ずーーっとやってますから大変ですよね。
肝心な打走投捕のスキルの練習はケースノックでたまに受けるノックだけです。
一人20球もボールに触ってないんじゃないかな?
ランナー役は1球も球に触らないで週末の練習を終えた選手も居ると思います。
答えのないケースバイケースのノック
達成感や上達を感じ難い練習で選手も大変な忍耐力だと思います。
一番ボールとバットを触ったのは…
コーチですね…
キャッチボールの時間も少ないチームなのでキャッチボール含めて50回もボールに触らないような気がします。
ピッチングの練習も見たことないし誰が投げるの?
「これで上手くなれるの?」って思いますが何がキッカケで上手くなるかは誰にも分かりませんから
「父がカーブ投げてきて捕れずに顔にぶつけて、いつか父にぶつけてやろうと思ってヤル気になりました」と… そんな事件にヤル気スイッチが隠れてるなんて…
— やまだノート (@kusabakayamada) 2020年7月9日
もう一人は「低学年の頃、近くの広場で父に投げてもらって打って、父が球拾いしてる間にベースランニングしてた」と↓
https://twitter.com/kusabakayamada/status/1281108326651006976?s=09
お父さんにボールぶつけられて上手くなろうと思った子も居ますからね 何がキッカケで上手くなるかは誰にも分かりません。
僕も良い練習と効果的な練習を考えて息子とキャッチボールやバッティングしてますが、効果的と思う練習がその選手の未来の為になるかは僕にも分かりません。
息子に練習方法を僕が提案する事により、自分で練習方法を編みだそうとはしませんし、何が良いかは僕レベルには分かりません。
高校野球の指導者と話すと、小中学で「理不尽な練習や理不尽な上下関係で中学野球をやっていた選手は高校に来てから野球の楽しさを感じて大学でも野球やりたくなりました」と言ってくれる選手が居ますと…
逆に中学まで「元プロの指導者のチームや野球塾で恵まれた環境で最先端の野球指導を受けてきた選手は言うこと聞いてくれなかったり、高校野球が苦痛で野球を辞めてしまう子が多い」何が良いかは分かりません…
最後に何が良いかは解りませんし考えすぎずに運ですよ運って言ってました(笑)
効率的な素晴らしい環境の少年野球チームに在籍することが、我が子の未来も良くなるとは限らないと言うお話でした。
今週も頑張っていきましょう!